闇雲に行く畦道 | Neo*So

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[ 私がサンタに成れるまで ]

テキスト・散文詩
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右手指の負傷を
無意識に庇ってしまったのか
なぜか普段それほど酷使しない左手首が死

―――ああ、面倒くさいな、
縮図みたいで

順を追って、順を追って、ひとつずつ壊れていくのを
長い時間かけて眺めるくらいなら
いっそ体ごと潰してしまいたく―――
ならないかい?




真っ赤なお鼻のトナカイを
損得なく励ましてくれるようなサンタクロースは
実はどこを探してもいなくて

だからこそ皆各々のおうちで
お願い事をするんでしょう?
自分の家族や友達、恋人たちに
「私のサンタになってくれ」と


大勢の人の流れの中に孤独を感じ
ひとりきりのときに心強さを感じ


そうして自身を信じきることが出来た暁には
心の底に求めるサンタは、必要なくなる


そうなれたときに ようやく初めて、
「誰かの為のサンタ」に成ることができる


そうでなければね、無理なんだよね

右手から左手に移動したみたいに、
順を追って、順を追って、怪我をして、壊れるだけ

弱い間は、あなたのためのプレゼントすら
重くて持ち歩けないみたいで



少し待っていてはもらえませんか?

私がサンタに成れるまで



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